2002年/湯山邦彦監督
気楽に見れる★★★★★
お話が凝ってる★★★
映像がすごい★★★★
曲が良い★★★★★
幼少の頃はポケモン一筋、ポケモンに育てられたポケモンの子と言っても過言ではない私です。
ある程度の年齢になって興味の幅が広がってからは数年に一度出戻るまったりペースですが、今でもゲームを続けたりしている辺りなんやかんやずっと好きなんだと思います。
私が小さかった頃、映画といえば1年に1回のポケモンで、それもけっこう親に頼み込まないと見ることができないものだったので(笑)なんとなく映画というものの敷居が高いイメージで大人になってしまったこと、逆にそれまで映画と関ってこなかった分を今になって取り戻しているかのように劇場に足を運んだりDVDを見たりしていること、そしてポケモンの映画はそんな思いもありやっぱり私の中でちょっと特別だったり、、、
最近は母がポケモントレーナーになってしまったのもあって(笑)実家に行くと懐かしの第1世代~第3世代あたりのポケモンが恋しくなり、小学生の頃劇場で見たきりだった「水の都の護神」を見返してみました。
余談ですが、母は私が小さい頃はしぶしぶ同伴で一緒にポケモンの映画を見ていたのに、最近は一人で「キミに決めた!」を見に行ったり「フーパ」を録画して見たりしているので人間どうなるか分かりません。笑
去年の「キミに決めた!」に引き続き、今年の映画はルギアが出るみたいですし、私みたいな出戻り層はかなりターゲットとして狙われている気がします。(笑)
今後は新作タイトルと昔の懐かしいタイトルもまたちょくちょく見てみようかなと思ってます。
■やっぱりポケモンがかわええ
去年の「ポケットモンスター キミに決めた!」はポケモン映画としては久々に見に行ったのですが、それ以前のタイトルは「ミュウと波動の勇者 ルカリオ」以降見てませんでした。(「ルカリオ」より前のタイトルは劇場で全部見てます)
TVアニメ本編のポケモンももう長いこと見てないので、アニメとして動くポケモンをすごく久々に見たのですが・・・やっぱりめっちゃ可愛いですね。
水上レースで走るワニノコ、サニーゴ、抱っこされているトゲピー、道を這うアリアドス…本当に可愛い!ポケモンが動いている!
ラティオスがラティアスを守ろうとする必死さが、胸が痛くなるくらい伝わってくる…!
アニメなので動いているのは当たり前なのですが、10年以上前の映画で既に「ポケモンと共に暮らしている世界」が深く描かれていることに今更ながら感動してしまいました。
最近のゲームはモーションが追加されていたり、ポケモンGOでも動きを見せてくれたりしていますが、やっぱり自由に動いている表情豊かなポケモンの可愛さというのは特別ですね。
■ポケモン映画で一番オシャレな舞台
すみません、見てないタイトルがあるので私が見た中で一番ということで…笑
「水の都の護神」の舞台であるアルトマーレは、歴代のポケモン映画の中で唯一実在する街をモデルにしているみたいですね。
水の都、ということで分かりやすくヴェネツィアがモデルです。BGMもアコーディオンがイタリアンな感じですごくオシャレ。
イタリアの雰囲気大好きマンなので若干バイアスがかかっていると思います…笑
ラティアスとラティオスが訪れるのが庭園だったり、キーアイテムがこころのしずくという宝石だったり、悪役として登場するのがスタイリッシュな怪盗姉妹だったり、ラストは少しロマンチックなギミックを盛り込んでいたり、、、全体の雰囲気がいつものポケモン映画とは一味違って素敵な世界観だと思います。
思えば昔見ていたポケモンの映画は、ルギアは南の島だったり、どこか異国情緒がある舞台が多いですね。アニメとは違う雰囲気の冒険の舞台に毎回ワクワクしていたのを思い出しました。
■まとめ
子供の頃にワクワクして見ていたものは、やっぱり大人になってから見ても楽しいですね。
夏の映画の前にルギア爆誕をもう1度見たいです。