「ニンジャバットマン」感想文(ネタバレなし)

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2018年/水崎淳平監督

声の出演:山寺宏一 高木渉 など

気楽に見れる★★★★★

お話が凝ってる★★

映像がすごい★★★★★

音楽が良い★★★

 

こんにちは〜やぁたろです。

先日「ダークナイト」でバットマンを履修した勢いで「ニンジャバットマン」を見てきました。
ニンジャバットマン」は日本オリジナルの単発タイトルで、実写映画のシリアスな雰囲気とは違う大人から子供まで軽〜いノリで楽しめる特撮寄りテイストのアニメ映画です。
私は「ダークナイト」で軽くバットマンの予習をしてから見に行ったのですが、設定は従来のキャラクター像を踏襲しつつ「ニンジャバットマン」で独立しているので、バットマンを知らない方が見に行っても楽しめると思います。(公式サイトでキャラクターの簡単なプロフィールをチェックしておくと尚良いかも)
細かいことは気にすんなという強い意思と勢いと画面力の強さで殴っていく怪作でした。。。一見の価値あり。
 
 
■画面力の強さが説得力の強さになる
ゴッサムシティで戦うバットマンヴィラン達が日本の戦国時代にタイムスリップしてしまい、戦国大名に成り代わったヴィラン達による歴史改変を阻止するべくバットマンが立ち向かう…という、ストーリーからして「細けえことは気にするな」という強い気持ちが伝わってくる設定。
単発タイトルのはずなのですが、あまりにも当たり前ヅラをしながら自然かつスピーディーに導入部分が進むため「実はもうこの設定のテレビシリーズが毎週日曜朝7時30分辺りの枠で放送中なのでは…!?」と思ってしまいました。むしろ放送してほしいです。
 
設定、内容、全てが最初から最後までぶっ飛んでいるのに、同じく最初から最後まで超絶カッコいいキメシーンがずっと続く。画面力の強さに圧倒されるあまり謎の説得力が生まれます。バーフバリや古屋兎丸漫画のようなものです。画面力こそが全て。細かいことはどうでも良くなってくる。城が動いても巨大ロボバトルみたいになっても謎の説得力があるので大丈夫です。
どのシーンも本当にかっこよくて、全カット待受画像を配信してくれ…と思うくらいなのですが、個人的には特にバットマンが忍者のコスチュームを纏って印を結ぶという絵面の"""ヤバさ"""に圧倒されました。一番好きなシーンです。
 
 
山寺宏一ボイスの正統派カッコいいヒーローバットマンを見ろ
バットマンと言えば比較的目的のためには手段を選ばないダークヒーロー的な面があったり、やや「こじらせ」気味なキャラクターという印象を持っている人も少なくないと思いますが、「ニンジャバットマン」のバットマンは正義を貫く正統派の渋いイケメンヒーローです。このクールなバットマンに山ちゃんボイスがまた圧倒的に似合う。本当にかっこいい。もともとバットマンのビジュアルにメロメロな私はもう「ニンジャバットマン」のバットマンに夢中なのでした。
他のヴィランやバットファミリーの面々も「さすがにアニメに詳しくない私でも知っている」レベルの超豪華実力派声優が集まっていて、ビジュアルや画面の力強さとも相まって「ニンジャバットマンに登場するバットマンのキャラクター」という立ち位置の面々に新たな魅力や深みを与えていました。個人的には高木渉演じるジョーカーがいかにも日本のアニメに出てくる悪役…という感じで特に印象に残っています…笑
 
ダークナイト」でも登場した有名ヴィランなども見ることができてすごく嬉しかったのですが、現行の実写映画ではあまり触れられていないロビンというキャラクターについて、逆にニンジャバットマンをきっかけにして沼にハマりそうです…笑 
 
 
■まとめ
正気に戻った人から負け!IQ下がる系のエンタメ映画です。画面がとにかくずっとかっこよくてテンション上がります!バットマンをよく知らなくても楽しめます♪
 

 

ではまた!
 
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