「カルト」感想文(ネタバレなし)

2012年/白石晃士監督

出演:あびる優 岩佐真悠子 入来茉里 三浦涼介 など

気楽に見れる★★★★

お話が凝ってる★★★

映像がすごい★

こわい★★

NEO様がかっこいい★★★★★

 

こんにちはやぁたろです!

前回に引き続き白石監督のホラー映画「カルト」を見ました~。

「オカルト」と比べると普通に怖かったんですがそれをぶち壊す圧倒的カリスマキャラ、長身爬虫類顔イケメン最高霊能者のNEO様があまりにも最高すぎてめちゃくちゃ最高オブ最高でした(語彙力)。

もっとNEO様の活躍が見たい!ていうか「カルト」のNEO様と「コワすぎ!」の工藤Dと「貞子vs伽耶子」の経蔵&珠緒でアベンジャーズを結成する映画が見たいので監督お願いします。

 

 

 

■王道B級ホラー演出とチープなCGに震えろ!ただし後半は少年漫画です

あびる優岩佐真悠子入来茉里の女性タレント3人が心霊番組のレポーターとして向かったのは霊障に悩まされる母子の家。同行した霊媒師・雲水と共に除霊に挑みますが、雲水の師匠・龍玄をもってしても完全に除霊することができず状況は更に悪化。倒れてしまった龍玄は、強力な力を持つ霊能者・NEOと名乗る青年に除霊を託します。

NEOと悪霊との戦いが今始まる…!というあらすじ。ただこの映画も「さだかや」式に盛り上がったところで終わってしまうので「少年漫画の打ち切りじゃないんだから…!(泣)」という気持ちになっちゃいますが…(笑)(ほんとに「俺たちの戦いはこれからだ…!」ってとこで終わる)

 

実際にリポートしているような画面や部屋の中での定点暗視カメラに映り込む怪奇現象や悪霊がベタながらも怖いです。悪霊やクリーチャー(?)のビジュアルも絶妙に「夢に出そう」なコワさですがCG全般が(恐らくわざとですが)かなりチープなので慣れてくるとちょっと笑えます。そこがまたいい。

またこの映画、霊も怖いですがカルトを信仰している人間も不気味!やっぱり一番怖いのは人間なんですね。

 

前半は王道・様式美なホラー演出が続きますが、NEOが登場する中盤以降はやや流れが変わり悪霊とのバトルもの少年漫画かな?というような謎のワクワク感が加わってきます。

凄腕霊能者NEOのカリスマ性が本当にすごい。圧倒的主人公気質。平時は荒っぽく不躾な言動が目立ちますが、悪霊や呪いへの対処はかなり的確。あと顔が良い。

顔がいいんだよ~なんだこの俳優は~~って思って調べたら「仮面ライダーooo」のアンク役の方でした!仮面ライダー全然知らないのにこれだけで見たくなりました。笑 それにしてもNEO181cmで爬虫類顔系イケメンで金髪真ん中分けってあまりにも最高か~。

白石ホラーは「霊と渡り合う力を持っているパンチの効いたキャラ」がみんな魅力的で困ります。それにしてもNEO様のことを気に入りすぎちゃってどうしよう(笑)続編お待ちしてます。

 

 

■まとめ

演出なども含めて「コワすぎ!」にかなりテイストが近い映画だな~と思いました。「コワすぎ!」ファンの方もそうでない方もNEO様のカリスマを浴びるために見ようね。

 

ではまた!

 

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