2019年/竹内英樹監督
気楽に見れる★★★★★
お話が凝ってる★★
映像がすごい★★★
こんにちはやぁたろです！
今回は何かと話題作(？)な「翔んで埼玉」の感想文です〜。邦画って結局下らなさに突っ切ってるタイトルが意外と当たりみたいなとこ…あるよね…！
■関東民じゃなくても笑える関東dis山盛り
ある日東京の超名門校「白鵬堂学院」に転校してきた、圧倒的な都会指数を持ちながら、実は通行手形制度を撤廃しようと暗躍する「隠れ埼玉民」の麗と、生徒会長の百美は、禁断の恋に落ちてしまう。やがて2人は周辺の県も巻き込んだ闘争に足を踏み入れることになる…。
あまりにもくだらない内容と、圧倒的に耽美な舞台設定のギャップがもう最初から笑えます。おほほほ、ごきげんよう…みたいな感じ。でもやってることはdisマシマシのケンミンショー。
月曜から夜ふかし+ケンミンショーを2で割ったようなイメージでしょうか。disの中にも「あるある」みたいに笑える地元愛が見えるから受け入れられてるんでしょうね。
私、麗役のGACKTの顔が昔から大好きなんですが、この方本当に…貴族…？(？)しかも全カット無駄に美しく撮ってもらっててほんともうありがとうございます。年齢を感じさせない美しさです。あと京本政樹もめちゃくちゃ顔が好みで一時期画像検索しまくっていたのでキャラ設定も含めて私大喜びみたいな感じでした。
百美は設定上は男の子で内容もBLなのですが、演じているのが二階堂ふみちゃんなのでちょっとまろやかになってこれまた万人に受け入れられるポイントなのかなと。
そして物語のもう1人のキーキャラクターである伊勢谷友介演じる「千葉県民」の阿久津。もうこの人画面に出てくるだけでおもろいやん。顔面力が無駄に強いのが本当にずるい。翔んで埼玉、東京VS埼玉と見せかけてけっこう千葉VS埼玉だったりするのもじわじわ笑えます…。海でそんなにマウント取ることある…？(道民並感想)
「帝一の國」の時にも思ったのですが、顔面力が強い俳優を集めたお耽美系おふざけ映画、当たる傾向にあるように思います(どんなジャンル？)。画面に謎の説得力があるとしょうもない内容でも映画として締まりますね…。
■まとめ
関東に住んだことがなくてもかなり笑えるので、関東民の方はもっと面白いんじゃないでしょうか。崎陽軒のシュウマイ、私も食べたい…。
今回はこんな感じで。ではまた！
