「十二人の死にたい子どもたち」感想文(微ネタバレ有)

2019年/堤幸彦監督
出演:高杉真宙杉咲花など
気楽に見れる★★★★★
お話が凝ってる★
映像がすごい★

 

こんにちはやぁたろです!

今回は珍しく洋画の「十二人の死にたい子どもたち」の感想文です~。例の如く予告のみの前情報で見に行ったのですが…ちょっと辛口です!笑 すいません!!

 ■「十二人の死にたい子どもたち」から宣伝の妙を考える

インターネットの集団安楽死のメンバーを募集する掲示板から、廃病院に集まった12人の子供たち。しかし集合場所の地下室には、いるはずのない13人目の少年の死体が眠っていた。このまま安楽死を実行すれば全員が犯人扱いか被害者扱いされてしまう恐れがある。どうしても「自殺」にしたい理由を抱えるメンバーと、とにかく絶対に「集団安楽死を実行」したいメンバーは、この集まりのルールである「多数決」に則りながら謎を探り、議論を進めていく…というあらすじ。

 

この映画、宣伝だと「この中に殺人鬼が紛れている」とか「リアル密室脱出ゲーム」とか、けっこう過激っぽさを匂わせる煽り文句が多いんですよ。堤幸彦監督だし面白いかな…?と思ったんです。でも実際のところ「ダンガンロンパ見に行ったと思ったら道徳の教科書読まされた」…みたいな…え、平和すぎ…じゃない…???(笑)学生特有の視野の狭さという観点で見ればリアルなのかなという気もしますが、問題は結局何も解決してないのに勝手に未来に希望を見出して終わる的な。希望至上主義はもうおなか一杯でございます。

ただこれ結局は宣伝を考えてる人がめちゃくちゃ頭いいと思うんです。よくこの内容でこの広報サイトと宣伝映像作ったな…!みたいな…。ある意味センスが光ってます…!まあそれほど激しく嘘ついてるわけでもないし。宣伝というのは煽ってナンボですからね。実際私も宣伝見て面白そうかな?と思って見に行ったので、宣伝部がいかに有能かというお話なのです。この映画で一番有能だったのが宣伝部隊だった…。

 

登場人物が多い割にそれぞれのキャラクターはそれなりに立っていて関係性も分かりやすかったので激しく焚きつけるキャラ萌え神絵師のオタクがいたらバズってたかもしれない。(?)謎解きフリーゲームとかになってたらそこそこ人気出そうです。

ところで私、橋本環奈ちゃんが喫煙者キャラだったのに直接の喫煙シーンがなかったのがどうしても許せません…!(笑)なんでだよぉ~事務所NGだったのかな。。。

 

 

■まとめ

堤幸彦監督、人魚の眠る家の片手間でこれ撮ったのかな?(失礼)

たまにはこんな感じで(笑)ではまた!