「セッション」感想文(ネタバレなし)

気楽に見れる★★
お話が凝ってる★★★
映像がすごい★★★
音楽がいい★★★★★

 

こんにちはやぁたろです!
こちらも今年の映画ではありませんが、「ディノスシネマズ札幌」にて再上映されていて映画館で見ることができました!
先に見ていた友達数名がけっこうボロクソ言っていたので逆に絶対に見なければならない…と思っていたのですが(?)自分は意外とよかった…かも…?
 
■サイコVSサイコの狂気音楽映画
世界的ジャズドラマーに憧れて名門音楽校に入学したニーマンは、学内でも伝説的とされるフレッチャー教授に見いだされ彼のバンドでレッスンを受けることに。有名な教師の元で学べることを喜んでいたニーマンだが、完璧を求めるフレッチャーの指導は罵声、暴力が飛び交う過激なものだった。それでもフレッチャーに食らいつくニーマンと、さらに指導に過激さが増していくフレッチャー。二人の天才はやがてぶつかりあっていき…
 
フレッチャーの指導の過激さは、まるでひと昔前のやりすぎなスポ根みたいな雰囲気で、なんとなく日本人にはウケが悪そうだな…とか思ったり。友人たちがボロクソ言ったのもちょっとわかる気がします(笑)
ただこの映画、教師であるフレッチャーも相当ヤバいのですが指導を受ける生徒であるニーマンもなかなかの狂気を放っています。もう何がここまで彼を駆り立てるのかもはや常人には理解できない。なんでかはわからんが絶対に心が折れない。完全にドラムに魂を売っている。音楽に魂を売った人間、ニッチでピンポイントすぎる設定なんですが自分のツボのひとつなのでそこがちょっと良かったです(笑)音楽に対する純粋な狂気、良い。
音楽映画なので演奏シーンは迫力があってすごく見応えがあります!曲もジャズ中心なのがオシャレで素敵。リアルタイムは逃したけど劇場で見られてよかったです。
 
■まとめ
怒鳴り声が苦手な人は見ちゃダメです…笑
狂気をフィクションとして楽しめる方は意外とツボにハマるかもしれません。
 
ではまた!