2019年/ロブ・レターマン監督
気楽に見れる★★★★★
お話が凝ってる★
映像がすごい★★★★★
ポケモン愛！★★★★★
こんにちはやぁたろです！
今回はまさかの実写で話題の「名探偵ピカチュウ」です！
■世界観最高！ストーリーはやや弱いか
ある日、「ハリーが事故に巻き込まれてなくなった」との突然の知らせを受け、ティムはハリーが暮らしていた部屋の整理をするためポケモンと人が共存する街「ライムシティ」に向かうことに。誰も居ないはずのハリーの部屋に現れたのは、なんと人の言葉でティムに話しかけてくるピカチュウ！どうやらこのピカチュウの言葉はティムにしか聞こえない様子。
記憶を失っていたピカチュウは、自分の記憶の謎のカギはハリーの所在が握っていると考える。謎を追ううちに2人はライムシティを揺るがす大事件に巻き込まれていく…！
冒頭でも書きましたが、公開前からあまりにもリアルすぎるポケモンのデザインが何かと話題になっていた本作…正直もう公開直前にはだいぶ見慣れてきてしまって(笑)もう純粋に楽しみでした。
公開前に不安に思っていたほどポケモンのデザインの違和感は少なく、もうピカチュウなんか普通にめちゃくちゃ可愛いし、何より「実際にポケモンと暮らしているリアルな世界」の描写が最高！空を飛ぶピジョットやワシボン、人の仕事を手伝うカイリキー、街に潜むコラッタ…本当にポケモンが人の街に息づいているんです。街の看板なんかにポケモンのデザインが使われているのも自然で、とにかく世界観の描き方がとんでもなく良い！1シーンずつじっくり止めて見てみたい。ていうかもうライムシティに住みたい………！！
ホラー映画か？なんて言われていたバリヤード、正直ゲームの時からこんなのその辺に普通にいたらギョッとするよな…とか思ってたので逆にリアルで良かったです(笑)掛け合いが面白かったですね。自分は鳥ポケモンが好きなので鳥ポケモンはみんなふわふわしてて可愛く描かれてたのも個人的ツボ(笑)ライムシティに住んでたら絶対に鳥ポケモンと暮らしたいな…なんて妄想してしまいます。
そしてライムシティに暮らしている人はみんなパートナーポケモンを1匹は持っているんですが、正直ポケモン1匹育てるだけでめちゃ大変そう…というとこがまたリアルで…私達もゲームの中ではポケモントレーナーになれますが、実際にポケモントレーナーになって何匹も手持ちを育てるってめちゃくちゃすごいことなんだな…なんて現実的に考えてしまう。カメオ出演の竹内涼真、絶対カリスマトレーナーだよなとか(笑)2時間前後の映画の映像の中でここまで「ポケモンがいる世界」をリアルに描いてくれたことに感動…。
とにかく世界観の描写が最高だっただけにストーリーはやや弱いかも…？という印象なのが少し残念。話の展開にポケモンの特性を活かしたギミックやポケモンに対する聞き取りシーンがもっと多かったら嬉しかったかも。「人と言語で意思疎通できるポケモン」がパートナーであるという特異性が生かしきれてないような気がします。極論人間同士のタッグでも成り立っちゃうんじゃないかな…ここで「映画」としての評価が少し分かれるかも。
実写化と聞くだけでオタクは不安になるものですが(笑)「名探偵ピカチュウ」、ポケモン世界が大好きでこだわって作ってくれてる！というのが伝わってすごく良かったです。この世界観をもっと広げていろんな話を展開して欲しいくらい。ポケモンと暮らしてえ〜〜〜！！
■まとめ
正直実写化なんて爆死しないだけ儲けもんでしょレベルの認識だったのですが…(こら…)名探偵ピカチュウは素直に良かったです！字幕で見たのですが吹替の声優が豪華だったみたいでそっちも気になる。
ではまた〜！
